2016.10.19

日本の起業に追い風!?再びベンチャーブームは来るのかデータから解剖

ベンチャーブーム

近年、人工知能(AI)など革新的な新技術への期待が高まっていることに加え、マイナス金利で資金調達に関するコストが削減されたことから、ベンチャー企業への投資が後押しされています。

また、日本は少子高齢化が社会問題となっていますが、それをうまく利用したビジネスを展開している起業家も増えてきつつあります。

未上場ベンチャー起業への資金調達額は過去10年で最高であり、その金額は2015年で1,658億円となっています。新規株式公開(IPO)企業数も過去10年で最高の188社になりました。

社会企業(ソーシャルビジネス)にも関心が高まっており、意識調査で約20%の人が「起業してみたい」と意欲を表し、34%の人が社会企業で「働いてみたい」と答えました。特に、子育て経験者による保育支援・職人の後継者育成・就農・ひきこもり支援への関心が高いようです。こうした結果からも、起業の新たな選択肢が広がったことが分かります。

ですが、日本は世界と比べて起業意欲がとても低いと言われています。2014年の総合起業活動指数(TEA)は70カ国中日本は69位であり、G7ではアメリカ・カナダの3分の1もTEAが低いというデータが発表されています。

その原因は恐らく、失敗への恐怖心であったり起業家への尊敬度が低いといった国民性のせいだと考えられます。

また、2015年の女性の起業のしやすさを表す「女性起業指数」は、77カ国中44位となっており、アジア圏内でみても日本はシンガポール・台湾・韓国を下回っています。なお、女性起業指数の上位10カ国は、オーストラリアを除く欧米の9カ国が占めています。

起業に追い風が吹いているとはいえ、まだまだ日本の企業支援に対する政策や意識改革が必要でしょう。

新規開業が多い業種とは?

徐々に起業数が増えてきているとこのニュースでご紹介しました。人気の業種は以下の通りです。

 

個人を含めた人気の新規開業業種

  1. サービス…23.2%
  2. 医療・福祉…19.5%
  3. 飲食・宿泊…15.9%
  4. 小売り…11.9%
  5. 建設…8.6%
  6. その他…20.9%

開業時の平均年齢は42.4歳であり、開業前の職業は正社員(管理職)が40%、非正社員は初めて1割を超えました。

 

まとめ

女性のための起業セミナーや支援は近年増加していますが、世界から見るとまだまだ日本は女性の起業家は少ないです。
今後も女性に対する起業支援に力を入れることが、日本経済の活性化に繋がるのではないでしょうか。いかに日本のビジネス環境を改善できるかが鍵になってくるでしょう。

起業を考えている皆さんは、起業に追い風がきている今、ベンチャーブームに乗り一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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