2016.07.10

事業で得た利益をまちづくり事業に還元!奥出雲町が電力会社と共同して会社設立

事業で得た利益をまちづくり事業に還元

2016年6月23日、電力会社「パシフィックパワー株式会社」が島根県奥出雲町と共同して「奥出雲電力株式会社」を設立しました。自治体が出資する電力会社は島根県内において初めての事例です。

島根県奥出雲町が2000万、パシフィックパワー株式会社が300万円出資しました。パシフィックパワー株式会社は、主に地域の自治体・企業と共同して電力小売事業をコンサルティングする会社で、地域と協力して新電力会社を設立するのは、鳥取・滋賀・千葉に次いで島根県は4件目です。

パシフィックパワー株式会社

奥出雲町は小水力発電などを主な電源とし、地域の公共施設や民間施設へ電力を供給します。今までより安く電力を供給できることから、供給先の電気代の経費削減に貢献します。

また、エネルギーの地域生産・地域地消をすることで、本事業で得た利益をまちづくり事業に還元し、持続的な発展と地域の活性化を図ります。電力供給時期は今年11月の予定です。

企業情報 詳細
会社名 奥出雲電力株式会社
資 金 23,000千円
所在地 島根県仁多郡奥出雲町三成 358 番地 1 奥出雲町役場内
出資者および出資比率 島根県奥出雲町 400 株(2,000 万円)
パシフィックパワー株式会社 60 株( 300 万円)
代表取締役社長 勝田 康則(奥出雲町長)
設立日 平成 28 年 6 月 23 日
供給開始 平成 28 年 11 月予定
事業方針:再生可能エネルギーの地産地消、エネルギーコストの地域循環による地域経済の活性化を目指し、小売電気事業、エネルギー関連事業、新事業・まちづくりなどの地域振興事業を行う。

 

小水力発電とは?

今回ご紹介した中に「小水力発電」とありましたが、これは一体どういうものなのでしょうか?
分かりやすく解説します。

小水力は環境に優しい発電方式です

通常電力を発電するには大・中規模のダムを使い、水を溜めることで発電します。
ですが小水力は水を溜めることなく、一般の河・上下水道・農業用水など無駄に捨てられている水を使用し発電します。

小水力のメリット

小水力は安定した発電が可能で、地点毎に経済性は異なりますが一般的には経済性が高いといわれています。

スタピ編集部からのコメント

現在無駄になっている水を利用、発電することで、地域の経済発展に繋げることは、環境にも優しく地域の人々にとっても嬉しいことです。奥出雲電力株式会社は、3年後に1億8千万円を売り上げ目標にしています。近年、地方の過疎化が問題となっていますよね。

それには、人口減少に伴い地域の活力が低下することで、人々の生活環境が悪くなっているといった背景があるからではないでしょうか?この電力事業で得た利益をまちづくり事業に還元することにより、地域の人々がずっと住みたい!と思えるような施策をとってくれることを期待しています。

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