2016.07.22

永谷園HD、中国の麺需要を見越して合弁会社設立

永谷園HD、中国の麺需要を見越して合弁会社設立

2016年7月15日の取締役会において、永谷園ホールディングス(HD)が、中国での事業の年間売上高を数年以内に10億円に育てることを目的とし、中国江蘇省南通市に合弁会社を設立すると発表しました。会社名は「永谷園食品(江蘇)」です。

資本金は8億円で、香港系の投資会社が40%出資、永谷園ホールディングスが60%出資しました。設立時期は今年11月予定で、主な事業内容は、スープなどの生産・半生タイプの袋入り麺・具材等の販売です。

永谷園ホールディングス
(画像引用元:株式会社永谷園ホールディングス様)

永谷園ホールディングスは2011年から既に中国の上海で麺事業を始めていて数億円の売上高がありますが、永谷園グループ全体の売上高で言うとその割合は1%程度にしか過ぎません。今後、中国で麺類の需要がさらに高まると予想して会社設立を決めました。

永谷園は「現地で食の安全・安心意識が高まり、日系食品メーカーの商品に注目が集まっている」と語っています。
新たに工場を建設して、来年には工場を稼動し供給体制を強化する予定です。


合弁会社とは、複数の企業が互いに出資し、新しい会社を立ち上げることです。英語ではジョイント・ベンチャーと呼ばれることもあります。

 

永谷園、合弁会社設立の概要について

会社概要 詳細
会社名 永谷園食品(江蘇)有限公司
所在地 中華人民共和国江蘇省南通市
代表者 未定
事業内容 麺類、スープ、具材等の生産及び販売
資本金 800百万円(同金額を人民元に換算した金額)
設立年月日 平成28年11月
決算期 12月
出資比率 永谷園60%・泓聯有限公司40%
合弁契約書締結 平成 28 年 8 月(予定)
法人設立日 平成 28 年 11 月(予定)

 

スタピ編集部からのコメント

お茶づけや即席味噌汁などで有名な永谷園は日本に住んでいれば知らない人はいないですよね。それだけみんなから長年に渡って愛されているメーカーです。日本で愛されている食品メーカーは、食品問題に悩んでいる中国の人からすると、絶大な信頼があるのではないでしょうか。実際中国人にとって日本の食品とは「安全・安心」な高級ブランドとして認識されているようです。

日本の食品メーカーや飲食店の中には、安全管理を怠って問題になっている企業もごく稀にありますが、やはり日本の食べ物は安全というイメージですよね。日本に旅行にきた中国人がこぞって日本の食品を初め日本製のものを買っていくのも納得です。
そういった事情をいち早く察知し、中国での食品事業拡大に踏み切った永谷園はさすがだと思います。

日本の食品メーカーが海外の人に認められ、愛されることは私たち日本人にとっても嬉しいかぎりです。なので現地のニーズに合った食品をどんどん開発して、食べる人全ての人を笑顔にできるような商品開発をしている企業になってほしいです。

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