2016.02.05

ハウステンボス(HTB)が映画会社を本年度中に設立する

ハウステンボス

長崎県佐世保市にあるアミューズメントパーク、ハウステンボス(HTB)の澤田秀雄社長が、2016年2月2日映画会社を本年度中に設立することを明らかにしました。ハウステンボス(HTB)では、昨年、アニメーション映画「GAMBAガンバと仲間たち」(東映配給)に出資を行い、映画事業に参入、自社で新たに制作会社を設立することで、本格展開する狙いです。

新会社の名前は「ハウステンボスピクチャー(仮名)」で、既存の制作会社や配給会社を買収することを視野に入れており、施設内で映画監督やディレクター、俳優らの養成所や、撮影スタジオを開設する予定です。

新会社の一作目は比較的、低予算でできる恋愛をテーマにした作品を予定しており、将来的にはディズニーやユニバーサルなど、映画をベースにしたテーマパークに負けないテーマパークを目指し、映画をベースにしたイベントやアトラクションの建設、アニメーションやCGを使用した映画を手掛ける世界中に配給を行うことを目標にしています。

【スタピ編集部よりニュースのコメント】
私が10年以上前にハウステンボスに行った際、運悪く施設内のお店はほとんど閉まっていて、アトラクションもあまりなく、「また来たい」と思うには程遠かったと感じた記憶があります。
しかし、2010年に旅行会社HISの子会社になってから、ハウステンボスはとても変わったなという印象を受けました。まず、1つに年間のイベントが大変増えた印象です。
澤田秀雄社長が、ハウステンボスをディズニーやユニバーサルに負けないテーマパークにしようと計画している考えを持っているのはすごいビジョンだと感じます。また、既存の制作会社を買収することを検討しているという事で、どの制作会社が買収されるかが気になりますね。日本が世界に誇るアニメーションやCG技術を駆使して、日本発のテーマパークとしてハウステンボスの今後にに期待したいです。

 

会社の出資と買収を知っておこう

ハウステンボスでは、昨年アニメーション映画「GAMBAガンバと仲間たち」(東映配給)に出資を行い映画事業に参入。今回の新会社「ハウステンボスピクチャー(仮)」は既存の制作会社の買収を考えているとのことでした。

では出資と買収について確認していきましょう。

 

出資とは

出資とは、(事業の成功を期待して)お金を投資することです。資本金(お金)を出す代わりに、利益がでたときの配当金や経営の関与が行われます。

今回のアニメーション映画への出資に関しては、映画事業に参入していることから、経営の関与が目的だったと思われます。また、出資と投資と融資については何が違うのでしょうか。

  出資(投資) 融資
返済義務 なし あり(期日までに返済義務あり)
利息 なし
利益が出れば配当を貰える
あり(所定の金利発生)
地位 株主 債権者

 

出資と投資はイコールの関係にあります。融資は返済義務がでて、債権者となりますね。

 

買収とは

買収とは、企業統合の方法の1つっであり、回収先企業の株式を現金または株式交換によって一定割合以上保有することで、回収先企業の決定権(支配権)を得ることを言います。

買収と合併は大きく違います。合併では2つ以上の企業が1つの会社となることを合併といいます。一方買収は元の会社はそのまま残り、決定権(支配権)を得るということになります。

 

株式買収による支配権について

持ち株割合に対する企業の支配権については以下の通りです。

持ち株割合 権利
すべて保有 すべてを自分で意思決定が可能
3分の2以上 株主総会での特別決議が可能
・定款の変更
・取締役の解任
・合併、解散
2分の1超 株主総会での決議が可能
3分の2とは異なり、特別決議は単独で行えない
過半数以上保有なので、一番権力となる
3分の1以上 3分の1以上の保有で特別決議を阻止できる
10分の1以上 会社の解散請求ができる
3%以上 株主総会の招集や帳簿の閲覧が可能
1%以上 株主総会の議案提出権が認められる

 

これから会社設立を考える方は株式会社設立のときは持ち株比率を考えなければなりません。詳しくは「株式会社設立時の発行株式数と発行可能株式数の決め方」を確認してみてください。

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