2016.08.05

グラクソスミスクラインとグーグル持ち株会社のアルファベットが合弁会社設立

グラクソスミスクラインとグーグル持ち株会社

大手医薬品会社のグラクソスミスクライン(Glaxo Smith Kline)が、グーグルの持ち株会社のアルファベット(Alphabet)とバイオエレクトロニクスに基づいた治療の研究や開発を行う合弁会社を設立します。


(Glaxo Smith Kline社動画:世界最大の医療課題のいくつかに取り組むための新しい方法を研究の最前線)

新会社の会社名は「ガルバーニ・バイオエレクトロニクス(Galvani Bioelectronics)」で、イギリスにあるグラクソスミスクラインのグローバルR&Dセンター内を本拠地とし、サンフランシスコにも研究のための拠点をつくる予定です。株式配分はグラクソスミスクラインが55%、アルファベットの傘下であるリリー・ライフサイエンス(Verily Life Sciences)が45%保有します。

ガルバーニ・バイオエレクトロニクスは、糖尿病・喘息・関節炎などの疾患を持つ患者の体内に超小型機器を埋め込み、体内の神経信号の異常を修正することで治療を目指す医療器械の研究・開発を進めます。完成すれば一度の手術でその効果が何十年も続くので、投薬の手間もなくなり患者の身体の負担もなくなります。

また、グーグルは近年、医療や製薬関係の会社と協力して何らかの医療開発をしています。例えばノバルティス(Novartis AG)と糖尿病の患者用のスマートコンタクトレンズの開発や、サノフィ(Sanofi)と糖尿病の治療方法の研究とモニタリングなどをしています。

 

持ち株会社とは

この記事の中で、アルファベットはグーグルの持ち株会社である、と説明しましたが、一体持ち株会社とは何なのでしょうか?分かりやすく解説いたします。

株を保有することで実質的な支配を図る

株式会社の株を保有しているといってもその会社の事業に関わることはありません。投資するといった目的で株を所有しているのではなく、保有する会社の事業の支配を目的としています。一般的には、ホールディングカンパニーと言われています。

持ち株会社のメリット

  • 新規事業が始めやすい
  • 税金の節約ができる
  • 人事制度が導入しやすい

持ち株会社を保有するメリットは以上になります。

持ち株会社のデメリット

  • 株式上場について制限がある
  • 子会社間の横の連携が取りづらい
  • 事務的な作業の重複

以上が、持ち株会社を保有するデメリットになります。

スタピ編集部:まとめ

新会社のガルバーニ・バイオエレクトロニクスが開発・研究をしていることは世界初の「バイオエレクトロニクス治療」と言われています。この研究が順調に進み機器が開発されれば、慢性的な疾患に悩む人たちの治療の負担をかなり減らすことができるでしょう。

グラクソスミスクラインはイギリス最大の医薬品会社ですので、時間はかかるかもしれませんが、実現するでしょう。

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