2016.03.31

電子マネー、市場規模5兆円!地方攻略が市場拡大のカギ

電子マネー、市場規模5兆円

2016年3月22日、小売り大手のイオン株式会社は、自社の電子マネー「WAON(ワオン)」の2015年度の年間利用額が、2兆円を突破したと発表しました。

日本銀行によると、2015年の電子マネーの決済金額は4兆6443億円で、ここ数年2~4割前後増加傾向にあり、また、野村総合研究所ITナビゲーター2016 年版」によると国内の2015年度の電子マネーの市場規模は約5兆円に拡大しています。イオン株式会社は「WAON」のサービスを2007年から行っていますが、年間利用金額が2兆円を突破したのは国内のIC型電子マネー初で、市場の4割を「WAON」が占める形となりました。

電子マネーの代表と言えば、「WAON」の他にも、JR東日本のSuikaや楽天のEdy、セブン&アイ・ホールディングスのnanacoなどがありますが、地方では、使えないものもあり、全国的に見るとあまり普及していません。そのため、今回、地方にスーパーを多く持つ、イオンが都市部以外の主婦や高齢者を中心に電子マネーの利用率をあげ、国内の電子マネーの利用額でトップとなりました。イオン広報担当は「一度でも体験してもらえると、小銭いらずの快適さからお年寄りでも熱心に使ってくれる」と話しました。

【スタピ編集部からのコメント】
都心に住んでいる方だと、移動に電車を利用する人が多いため、電車の切符代わりになる、PASMOやSuikaは子供からお年寄りまで、大抵の方が持っています。しかし、車移動の多い地方は、そういった交通系の電子マネーはあまり使いません。今回、小売り大手のイオンが電子マネーの市場でトップになったのは、そういった、交通系の電子マネーを普段利用しない地方の方の利用率を上げたためだと考えられます。電子マネーの市場拡大のカギは、地方攻略にあると言えます。

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