2016.06.15

初めての税務調査に恐怖を感じたら!?調査前に会社が備えて準備したい4つのこと

初めての税務調査に恐怖を感じたら

会社設立後には必ず税務調査というものがあります。法人の税務調査は会社の規模にもよりますが、一般的には1~2の調査官が会社の来訪し、約2~3日程度の期間で行われます。

税務調査では、調査官より幾つか質問がなされるため、会社の社長や経理担当者はある程度対応できるよう準備が必要です。そのため、ここでは、会社設立後初めての税務調査に備えてやっておきたい4つのことについてご紹介します。

【目次】
1.税務調査の「申告所得調査」の備え
 ―期首期末の取引については特に細心の注意を!
 ―申告不正になった場合に備えてやっておきたいこと
2.税務調査の「消費税調査」の備えに
 ―本則課税で税額計算を行っている場合にしなければならないこと
3.税務調査の「源泉徴収の適正性調査」の備え
 ―退職した社員の情報が載っている資料はきちんと保管しておこう
4.税務調査の「役員の個人所得等調査」の備え
 ―同族会社でもどんぶり勘定は不正となる

 

1.税務調査の「申告所得調査」の備え

税務調査の備え

税務調査で一番メインとなるのが、申告所得調査です。申告所得調査では、主に近年の事業年度についての申告内容の確認が行われますが、一般的には近年3事業年度の申告内容が対象となっています。

では、申告所得調査に備えてしなければならないこととはなんでしょうか。

  • 期首期末の取引については特に細心の注意をはらうこと
  • 申告不正になった場合に備えておくこと

上記2点になります。詳しく確認してきましょう。

 

期首期末の取引については特に細心の注意を!

税務調査は、大変細かい帳簿のチェックが行われます。またチェックは、税務調査のプロである調査官が行うため、素人が隠蔽などの巣性を行っていてもすぐに見破られてしまいます

そのため、日頃から適正な経理を心がけることが最も大切です。特に期首期末の取引については、調査官の調査が必ず入るので、細心の注意を払い、誤りがないよう気を付けましょう。また、一番罪が重いのは売上を隠す行為、所得隠しになります。

 

申告不正になった場合に備えてやっておきたいこと

税務調査の申告所得調査において修正申告となった場合、延滞税や過少申告加算税、重加算税など金銭的な負担が多くかかります。そのため、不正や誤りがないように気をつけることはもちろんですが、もしものために、保険として金銭(キャッシュ)の確保をしておくことも大切です。

 

 

2.税務調査の「消費税調査」の備え

税務調査の備え

税務調査の消費税調査は、税務調査の中でも否認が多く見られるところです。消費税調査では、課税売上高の計算に誤りがないか、課税仕入れにかかる帳簿の記載要件に不備はないか等が調査官によって確認されます。

 

本則課税で税額計算を行っている場合にしなければならないこと 

本則課税で税務計算を行っている場合は、消費税申告(会社が作成したもの)の計算プロセスが分かる資料の提示が求められます。そのため、本則課税で税務計算を行っている場合は、事前に準備しておく必要があります。

 

 

3.税務調査の「源泉徴収の適正性調査」の備え

源泉所得税の備え

税務調査の源泉徴収の適性調査では、営業の責任者や経理部部長の名前など会社に関わっている人数や、名前、役職等を聞かれます。そして、調査官はその情報をもとに給与台帳を確認し、適性な情報か確認していきます。

 

退職した社員の情報が載っている資料はきちんと保管しておこう

財務調査の源泉徴収の適性調査では、実際には働いていない人に給与を与えたことにしていないかなど架空人件費の調査を行う場合が多くなっています。

そのため、実在の社員が退職してしまった際は、退職者の履歴書や本人直筆の扶養控除等申告書などの提示が求められる場合があります。従業員が入社する際に受理した履歴書等の書類は、退職後も廃棄処分せず保管しておきましょう。

 

 

4.税務調査の「役員の個人所得等調査」の備え

役員の個人所得

同族会社の場合、税務調査で、社長個人の家族構成、取引銀行などについての質問票を提出することが必要です。また、小規模な会社の場合も個人と会社が一体になりやすいため、税務調査を効率よく行うためにも。両者を合わせて把握する場合が多くなっています。

 

同族会社でもどんぶり勘定は不正となる 

会社は、個人と別人格であり、同族会社であっても両者を混合することは許されていません。そのため、会社の売り上げが個人の口座に入金されていないかなどは、調査官に厳しくチェックされるポイントです。そのため、社長の職にある方は、自分個人の金融機関取引などもきちんと確認しておきましょう。

 

まとめ

税務調査を行う調査官は、調査に訪れる前に細かな情報を収集しており、現場調査後も収集した全ての情報を照らし合わせて裏付けをするための調査等を行っています。そのため、隠蔽や不正などは簡単に見抜かれます。

そうなると、実際にかかるはずだった金額以上の税金を納めなければならなくなり、心身的にも辛く感じる方が多くなっています。そのため、税務調査についてはしっかりと事前準備を行うことが大切です。

SNSで最新情報をチェック

 

ツイッター
Googleプラス
Feedly

 

よく読まれている関連記事